モイッカ☆スオメスタ

フィンランドでの生活について、フィンランド語学習についてなど色々記事を書いていきたいと思います。

こんにちは。

このブログを更新するのはとても久しぶりになります。

今回は皆さんにブログ移転のお知らせをさせて頂きたく、今回の記事を書いています。

自分なりに色々調べた結果、ワードプレスへの移転を行いました。

 

新しいブログには私が自作したイラストを共に、私たちのフィンランドでの日々の暮らしや語学学習に関する事、たまに私のおすすめや自分の考えを載せた記事を書いています。

よろしければそちらのブログも覗いてみてください!

モイッカ☆スオメスタ 管理人:ばっちより

 

新しいブログはこちらです。

moikkani.com

 

 

シナモンロールを作ってみました。

 フィンランドと言えば、かもめ食堂でも作られていたシナモンロールが有名ですよね。

以前、マッティのお友達の家でシナモンロールの作り方を教えてもらいました。

そして、今回は自宅でマッティと一緒に作ってみたので皆さんにレシピもご紹介します。

と、いうことで本日のブログの内容です。

 

 

 

そもそもシナモンロールとは?

まずは昨日のフィンランドの説明と同様に、いらない情報からスタートします。

読むのが面倒くさい方は飛ばしてください。

 

シナモンロール - Wikipedia

 

ウィキペディアで調べてみました。

スウェーデン発祥なんですね。

フィンランドは昔はスウェーデンの領土だったので、スウェーデン発祥の食べ物がフィンランドでも愛されているのは納得ですね!

イギリス発祥のFish and chipsがオーストラリアやニュージーランドでも国民食として愛されているのと同じ感じですかね?!

ちなみにフィンランド語でシナモンロールはkanelipulla(シナモンの菓子パン)と言うので、是非フィンランドでカフェに行ったら、

「Haluaisin kanelipullaa(ハルアイシン カネリプッラア)」

と言ってみましょう。

ちなみに「シナモンロールを頂きたいです」という意味にです。

せっかくフィンランドにお越しの際は、フィンランド語で話しかけてみてください。昨日私が言ったように微笑ましく聞いてくれると思います。「フィンランド人は優しい」と個人的には思っていますが、そこはやはり個人差があるのでフィンランド語で話しかけたのに冷たくあしらわれたらすいみません。

 

もう一つちなみにですが、フィンランドは実はコーヒーの消費量が世界で一番多い国の一つと言われています。コーヒータイムのお供として最高なシナモンロールが愛される理由がここにもありそうですね!

 

 

 シナモンロールのレシピ(フィンランド人の友達直伝!)

では、レシピについて書いていきますね。

 

☆材料☆

・牛乳 500ml

・イースト 75g

http://beer.suregork.com/wp-content/uploads/2014/08/hiiva.jpg

こんな感じで売ってます。最初バターかと思いましたが、イーストらしいです。

日本でパンを作った経験がなかったので、日本にもこんなイースト売ってるんでしょうか?

・卵 2つ(サイズの指定はありません。というか、フィンランドの卵は大体日本のMサイズ相当の卵しか今まで見たことがありません)

・砂糖 150~200g

・塩 小さじ1杯

・バター 200g

・カルダモン 大匙1

友人がレシピの説明をしてくれた時、英語で説明をしてくれたのですが「何やろう、これ?」位にしか思ってませんでした。フィンランドのパンにはよく入ってるみたいです。

ちなみに、1回の使用分ごとにパッケージングされたカルダモンも売ってます。

この1回分が売られてるって結構画期的というか、「そんなにフィンランドの人にはこのカルダモンは身近なのか?!」と私は感動したのですが、今回写真を撮り忘れてしまい、ネットから探してみましたがフィンランドの人にしたら「当たり前」過ぎるのか。この1回使い切りカルダモンの写真は見つけられませんでした。

カルダモン - Wikipedia

・小麦粉 1kg

 

☆作り方☆

  1. 卵を軽く混ぜておく。
  2. 人肌に温めた牛乳を卵に加える。そこにイースト・砂糖・塩・カルダモンを加える
  3. 小麦粉を200gずつくらい加えていく
  4. 小麦粉を2/3加えたところで少し溶かしたバターを加える
  5. 生地のゴールは手に生地がつかなくなる位です。それを目標に、しっかり生地を混ぜながら様子をみて小麦粉を加えていく。最初はハンドミキサーの方が混ぜやすいですが、これくらいになるとミキサーが重たくて思う様に動かなくなるので、諦めて手でこねてください。
  6. 30分発酵される。
  7. 生地を伸ばし、まずはバターを生地にまんべんなく塗っていきましょう。(さっきの200gとは別です。さすが、乳製品がお安いフィンランドのレシピはバターも贅沢に使うようですね。笑)
  8. その上から、こちらもまんべんなく砂糖・シナモンをかけていく。
  9. 生地をクルクル巻く
  10. 生地を一人前ずつに切る。※ここで生地を切るときに斜めに切れ目をいれて、いき生地が三角に切れるように意識するときれいな形になるようです。前の切れ目がこれ/だったら次は反対から\切れ目を入れます。こんな感じ/\/\・・・で次々と生地を切っていきましょう。そして一番尖ってるところを潰してあげるといいみたいです。
  11. 二次発酵20分ほど待ちましょう。この間にオーブンを225℃に予熱してください。
  12. 20分経ったら、卵黄+水をはけでシナモンロールに塗っていきます。その上からフロストシュガー(胡麻くらいの大きさの砂糖)を載せます。今回はマッティの希望で、フロストシュガーではなく焼き上がりにアイシングをつけました。←と言っても、粉砂糖を水で溶いただけのものです。マッティは粉砂糖+バター+クリームチーズというすごいゴテゴテしてそうなアイシングを作ってはりました。まだ試していないので、お味やいかに?!です。笑
  13. オーブンで8分間焼く。焼き上がりを見ながら調節してください。ちなみに今日は10~11分焼きました。

完成です!!!!

是非試してみてください☆

 

実際に作ってみた

とは言ったものの、発酵まで混ぜるのに必死で写真撮り忘れた→生地を巻き終わるまで写真の存在をまた忘れていた

って感じなので、びっくりする位作業工程の写真がすくないです。笑

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「写真撮り忘れた!」と慌てて撮った発酵終了後の生地です。

 

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 生地を伸ばしたスペースが狭かったのもあってか、結構極太なロールが巻き上がったので記念に撮影しました。比較対象に綿棒を置いてます。

 

写真以上です。すいません。

次回はもっとしっかり写真撮ります。

 

果たしてお味は??!!

アイシングをつけて、それが待てなかった私たちはさっそく焼き上がりを食べてみました!

「生地フワフワ!でも甘みがもっと欲しい!」という意見が二人とも一致し、アイスクリームを添えてみました。笑

食事内容は極力炭水化物・糖分を取らないようにって控えていたはずなのに最近寒くてどうしても甘いものに手が・・・という言い訳です。

生地はすごいフワフワでおいしかったです。

しかも焼き上がりなのでホカホカのパンと冷たいアイスクリーム!!

最高でした。

 

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という訳で、本日はシナモンロールを作りましたをお届けしました!

皆さんが素敵な日曜日を過ごされますように!

 

モイモイ! 

 

秋休み

今日から1週間の秋休みです!ヽ(^。^)ノ

フィンランドの学校は各季節に1週間程休みがあるみたいです。

ちなみに夏休みは7~9月中頃までと日本に比べて長いですし、12月にもクリスマスから年末年始にかけての休みがあります。

今行っている語学学校は12/20~1/8までが12月の休みで2月にまた1週間ほどのお休みがあります。

そして、マッティのお父さん・お母さんも学校関係の仕事をしているので、只今秋休み真っただ中です。

二人で仲良くスペインへ旅立って行きました!

 

そして、お父さんたちがフィンランドを離れている間お父さんたちが飼っている猫が我が家にやってきています。

私の実家の周りが野良猫が多くて、結構気性の荒い猫が多かったため猫は苦手な私ですが、今家に来ている猫のルナちゃんとは少しずつ距離が縮まっている感じがして、可愛いなーと思う様になってきました。

ルナちゃんは人見知りなので、なかなか一気に距離は詰まりませんが今の間に少しでも仲良くなれたらなーと思っています。ヽ(^o^)丿

今、ルナちゃんはお散歩に出てはるのでまた今度写真載せますね。

 

前回の記事でフィンランドの説明を少ししましたが、自分が今習っているフィンランド語の事を書いていなかったのでこの記事に書いてみます。

フィンランド語は最も難しい言語の一つとも言われています。

(でもこの難しい言語って、母国語が何かによって変わりますよね。あくまでも英語話者にとってって事みたいですね)

何がそんなに難しいのかと言えば、フィンランド語には15個も格が存在するかららしいです。

15個やったけな?笑

英語やったらat,in,on等の前置詞が付きますがフィンランド語にはその前置詞が存在しません。

その代わりに、単語の語尾を少し変えて前置詞の意味合いも含んだ言葉に変化させる!っていうイメージです。

まだフィンランド語を勉強しだして2カ月ですが、個人的には英語の方が難しいと思います(あくまでも私の個人的な感想ですが)

その様に感じる理由を挙げていきたいと思います。(たった2カ月学習しての感想なので、今後学習が進むにつれて思っていることが変わるかもしれませんが、それは大目に見てあげてください。笑)

 

フィンランド語は書いてあるまま読めばいい(大体は)

 

英語を勉強してて何て読むか分らんからとりあえずローマ字読みしたけど、全然通じひんって事ないですか?

私はオーストラリアに留学中、よくありました。

 

例えばですが、

I knock the door.

を、初めて見たとします。

今まで英語に全く触れたことないとしたら、外国の言葉を読む方法ってローマ字読みしかないですよね?

では、今の文をローマ字読みしてみましょう。

イ クノック セ ドオア

ってなりますよね?

いや、最初のIは少なくとも「アイ」って誰でも読めるやろうって言う突込みは飲み込んでください。

これは「フィンランド語は見たまま読めばいい」と言った真意を分かって頂きたくてわざと書いてます。

 

では、フィンランド語の文を見てみましょう。

例えば、

Asun isossa huoneessa

この文を読んでみてって言われたら、どう読みますか?

アスン イソッサ フオネエッサ

って私なら読みます。

書いてある通りに読みます。

それが正解なんです!

ちなみにこれは「私は大きい部屋に住んでます」って意味の文です。

文法書からランダムに引っ張ってきた文なので、全く事実ではありません。笑

「フィンランド語は見たまま読めばいい」くないですか??

 

 

Rの発音が英語に比べて極端なので、逆に発音しやすい

英語のRってめちゃくちゃ舌巻くわけでもないじゃないですか?


Lux Super Rich

 

この動画の最後の「LUX superrich」のとこを聞いてもらったら分かりますが、lとrって聞き取りにくいですよね。日本人で英語勉強している人なら一度はつまずく、LとRの壁です。

でもフィンランド語のRはもっと突き抜けてます。完全に巻き舌です。

吉本新喜劇の未知やすえさが新喜劇の中でめっちゃ巻き舌しはるの分かりますか?

あのイメージです。

小さいころ、新喜劇が大好きだった私はやすえさんのマネをしようと巻き舌の練習を来る日も来る日も繰り返し、その技を習得しました。

その練習の成果がこんな形で私を助けることになるとは、夢にも思っていませんでした。

ちなみに、新喜劇に心酔していた私は中條さんが「眉毛が無いのはファッションや!」と言っていたのを信じ込み、「ファッションとはそういう物か!」と眉毛を全剃りしました。しかも片方の眉を剃った所で、親にばれてこっぴどく叱られました。今でも左右の眉毛の高さが違うのは言うまでもありません。笑

巻き舌が出来る方はフィンランド語を習ううえで有利だと思います(私の感覚では)。

あと、bとvとかäとかöの発音は慣れていくしかないと私自身も思っています。

私はbとvの発音はオーストラリアで身につけられたので、問題ないですがオーストラリアに行ってすぐの時はホンマに難しくて、何回もクラスメートに「ここの発音は、bじゃなくてvだから!」って言われました。自分の話してることが伝わらんのが悔しくて落ち込むことも多かったですが、そのお陰で今があります。

 

 

文法のルールを覚えれば後は単語を変えるだけで文が作れる

今のフィンランド語の先生も「スペイン語は最初は簡単に思うけど、学習すればするほど動詞の使い方とかがややこしくて難しさに気づいていく。その点、フィンランド語は最初は覚えることが沢山だけど、一回それを覚えてしまえば文法のルールはどのレベルになっても変わらない」と言っていました。

今私が2カ月しか習ってなくても、テレビで話している内容がなんとなーく掴めたり、新聞の見出しくらいは何んとなーく話題が掴めるのはこのお陰やと思います。

フィンランド語は主語によって、動詞の形が変わる。

と聞いたら、めちゃくちゃ難しい言葉の様な気がしますが(私も習う前はそう思ってました)、動詞の変化のさせ方は決まってて例外はないので語幹と主語によってどう変化するかが掴めれば大丈夫です!

 

 

語順はそんなに気にしなくていい

これはマッティもマッティの友達もよく言ってます。

私はスターウォーズに詳しくないのでよく分かりませんが、マッティが言うにはヨーダが話すようなしゃべり方をしても通じるとかなんとか言ってました。

「私は行く家に」と言っても「私は家に行く」と言っても通じるらしいです。

 

 

フィンランドの人たちが優しいのでこちらの言わんとしていることを理解しようとしてくれる

私が英語よりもフィンランド語のほうが話しやすいと感じる1番の理由です。

オーストラリアに留学していたころ、語学学校の先生以外の人と話す時にはすごく緊張していたのを覚えていますし、今も英語を話す時は緊張してしまいます。笑

そんなんでよく留学行ったよなー、自分って感じです。笑

自分が話すたどたどしい英語を聞いてくれてるし、間違いの訂正もしてもらえるしすごいありがたいんやけど、私の英語を聞いている顔が「こいつ何て言ってるんやー」って顔してはるんですよね。笑

そういう事を気にせずに話せる人とか、それが逆に「絶対英語うまくなってやる」とか思える人をホンマに尊敬します。

私はただただ「皆に英語が伝わらんかったらどうしよう。」とか考えて一人で緊張してしまっていました。

多分自分の今のフィンランド語はもっと簡単な言葉を並べただけやろうに、フィンランドの人は皆微笑ましくフィンランド語を話そうとする私を見守ってくれます。

マッティの友達がこんな事を話してくれました。

「フィンランドの人たちは外国から来た人がフィンランド語を勉強してくれている事をとても嬉しく思ってる。だから、相手が何を言っているのか理解する様にしている。」。

この前訳あって、採血の検査を受けに行きましたがそこの看護師さんも私が「フィンランド語の勉強をしている」と伝えたうえで、生年月日を聞かれた際にたどたどしくフィンランド語で答え様とする私を温かく見守り、最後に「よくできました」と褒めてくれました。最初英語で答えようとして、途中で「折角のフィンランド語喋るチャンスやん」と考えた私はフィンランド語で言いなおしました。その様子を嫌がる顔もせずに見守ってくれて、時間がかかっても言い終えたことを褒めてくれました。

 

そういうフィンランドの人たちの人柄の良さのおかげで楽しく暮らせていると思います。

(順番待ちしてたら横入りしてくるとか、小さい不満もありますが)

 

今回は私が思う「世界一難しい言語?!フィンランド語について」を書かせて頂きました。

また、何か月後かに同じような記事を書いて今の気持ちからどれくらい変化があるのかを書いてみるのもおもしろいかもしれませんね。

 

ではでは、モイモイ(フィンランド語でバイバイ)!

 

初めまして。

 

 

初めまして、ばっちと申します。

プロフィールにも少し書いていますが、現在フィンランドで暮らしています。

今日は初めての記事なので、私が今暮らしているフィンランドの事やこの記事を書いている私の事を少しでも皆さんに知って頂ければと思っています。

ということで、今回の記事のテーマです!

【目次】

フィンランドってどんな国?

フィンランドの皆さんのイメージってどんな感じでしょうか?

・ムーミン

・マリメッコ、イッタラ、アラビア等の北欧雑貨

・福祉サービスが充実していそう

・寒そう

・サンタクロース

等々...

 

「フィンランドの事よく知らんけど、平和で穏やかそうな国な気がする」

私が旦那(マッティと申します)と付き合い始めた時にフィンランドのイメージってこんな感じでした。

皆さんにフィンランドをよく知って頂きたいので、まずフィンランドの概要からご説明していきます。以下、私自身の勉強用にもなってるので、読むのがしんどい方は飛ばしてください。笑

 

フィンランド - Wikipedia

ウィキペディアのページを拾ってきました。

 

フィンランドにはどれ位の人が住んでいるのか?

人口を見て驚いたのですが、約530万人なんですね。

でも、最近はEU全土で移民を受け入れる流れにあるため*1、人口は増えていると思います。

 人口530万人って北海道と同じくらいらしいですね*2

 

ちなみに...フィンランドには約1900人程の日本人が暮らしていらっしゃるそうです。

 

 人口密度も話のついでに載せておきます。

フィンランド→16人/km2

東京→6223人/km2

世界一の人口密度を誇る東京と比べると、逆にイメージしにくいですよね。笑

無駄な情報をすいません。

 

フィンランドといえば、湖と森の国!とも言われていますが、どれくらい湖があるのかご存知ですか?

なんと!!

約18000の湖があるらしいです!

どんだけー!←古い!

フィンランドについて数でご説明したほうがイメージを掴んで頂きやすいかと思い、くどくどとすいませんでした。

次のお話にいきます。

海外での暮らす事に抵抗はなかったの?

私は子供のころから海外に出ていきたいと思っていました。

海外で暮らす事に対しての憧れというよりは、海外で働く事に対しての憧れが強かったように覚えています。

なので、小さい頃から「青年海外協力隊として海外で看護師をしたい」とか考えていました。

そして、2014年~2015年にかけてオーストラリアのメルボルンで海外留学をした時に、海外で将来働きたいという気持ちが大きくなった様に思います。

偶然にも私がホームステイの後に移ったシェアハウスのオーナーさんが日本人の方で、オーストラリアで看護師として働いておられる方でした。

一緒に暮らしたり、色々お話を聞く中で「働くために生きる」のではなく、「生活するために仕事をする」という事が前提で社会が成り立っている様に感じて、「自分が働きたいのはこういう環境やなー」と思いました。

なので、海外に出ていくことに自分自身は全く抵抗はありませんでした。

 

でも、こんなにフラフラ生きている子どもを持っている、私の両親の気苦労は大変なものだろうなと思います。

私の性格が一度決めたら猪突猛進なので、オーストラリアへの留学も今回のフィンランドへの移住も反対せずに見守ってくれている両親には感謝しかないです。

 

フィンランドの暮らしってどんな感じ?3カ月実際に暮らしてみて感じること

フィンランドって物価が高そうなイメージがありますよね?

でも、食費に関しては日本と同じか日本よりも安い(特にフルーツ)と感じる事も多々あります。

現在暮らしている家が、マッティのご両親が所有している家(ご両親は別のところに暮らしてはります)なので、家賃も実質かかっていないような状態です。

なので、フィンランドで生活することでかかるコストを正確に把握しきれていない部分も多いと思います。

仕事を始めれば色々と税金がかかってくるとは思いますが、今現在はフィンランド語の語学学校に通っている学生の身分なので、税金も引かれていません。

というよりは、むしろ非雇用者として国からお金をもらっている立場です(厳密には、今国からのサポートの申請中なのでお金はもらってませんが、今後もらう様になります)。

実際に国からのサポートが出たら、どれくらいの補助が出ているのかも書きたいと思います。

しかも、フィンランド語の学校にもタダで通わせてもらえるので、ありがたい限りです。

 このブログを書いているのはどんな人?

長々とブログを書いて参りましたが、これからは私自身の事について書いていきます。

まだ書くんかい!というお言葉は飲み込んで頂いて、もう少しお付き合いください。

 

大阪府の北部に生まれた私は、弟が入院した際にお見舞いに病院へ通っていたのがきっかけで、中学生の頃から看護師になりたいと思う様になりました。

そして、高校は看護系の専門学校や大学への進学を目指すコースへと入学しました。

その後、奇跡的に一つだけ受かった大学へと進学しました。

本当は沖縄にある看護大学へ行きたかったのですが、母に「浪人なんか許さへん」と言われ、唯一合格したその大学へ入学する運びとなりました。

私の性格上浪人生になっても勉強もせず過ごすだろうと母は思ったのだと思います。自分でも、もしあの時浪人していたら母が危惧していた事をしてしまったのではないかと思います。

※私は猪突猛進型ですが持久力・継続力に問題があります。

 

そんなこんなで、大学を卒業・国家試験に合格した私は大阪にある総合病院で働き始めます。

実習での患者さんとの出会いから、がん看護に興味を持ち抗がん剤や放射線療法の治療を行っている病棟へ配属されました。

そして、4年間勤める中で気持ち的に疲れてしまった私は、留学をする事になりました。

オーストラリアへ渡った最初のころは、もう看護師として働くのはしんどいなーと思っており、留学→ワーキングホリデイをして、看護師以外の世界も知ってみたいと思っていました。

※結果、語学留学だけで私はオーストラリアを去ることを決めました。1年間暮らしてみて、オーストラリアの生活が自分にしっくりこなかった感覚を覚えました。

 

そして日本へ帰ってきた後に、観光で日本を訪れていたマッティと出会い、交際を経て結婚(形式的には)することになりました。

マッティとのことも、今後ブログに書いてみようと思います。

 

日本ではどんな仕事をしていたの?

この前の項目でも触れましたが、私は日本で看護師をしていました。

新卒からの4年間を、抗がん剤治療や放射線療法を行っている病棟で過ごしました。

オーストラリアから帰ってきてからは、友人の紹介でクリニックでアルバイトをさせて頂いたり、母校の大学で実習教員のバイトをさせて頂いていました。

そして、フィンランドへ来る前1年間は大阪の大学病院のCCUという心臓血管系の集中治療室で働いていました。

フィンランド語を話せるようになって、フィンランドで訪問看護師として働く事が今の目標です。

大学生のころから、訪問看護・在宅看護の分野に興味がありました。

実習教員のバイトも在宅看護領域でさせて頂いていました。その時に大学の先生からフィンランドは在宅看護の本場であると聞いて、「絶対フィンランドで訪問看護師になる」と心に決めました。笑

 

どんなブログをこれから書いていきたいの?

まずは、このブログが色々な方と交流を図れる場になればと思っています。

フィンランドに来てみて、日本人の方と交流する機会が全くなく、とても寂しく感じています。

オーストラリアにいた頃は、日本人の方がオーナーのシェアハウスに暮らしていました。そのシェアハウスにはもう一人別の日本人の女性も暮らしており、一緒に3人で夜に集まってお話したり、オーナーさんがご厚意で夕食を作ってくださったり、とても楽しい時間が過ごせました。

日本語じゃないと説明しきれへん感情とかもあって、日本語で話せる機会がとても少ない現状を少しでも変えれたらと思っています。

親や友達と電話することはあるけど、やっぱり直接顔を見ながら話すのと電話越しに話すのでは何か違うし。

なので、ここで色んな人と交流して同じようにフィンランドで生活している友達が出来たらいいなーとか思っています。

 

他にも私がフィンランドで個人で行っている買い物代行について皆さんに知って頂いて、出来ればご利用いただければ嬉しいというのもあります。

今後もっとフィンランド語を話せるようになったら、現地ガイドもやってみたいです。

フリープランで来られた方が、効率よくフィンランドを楽しめるようにタイムスケジュールを組むお手伝いをしたり、実際にツアーガイドとして旅行のお供をさせて頂いたり。

せっかくフィンランドで暮らすという約1900人という限られた日本人が経験できる生活を色々な形で役立てていきたいと思っています。

 

そして、結婚の準備やフィンランドで暮らしてみて分かる、「日本からこれは持ってきた方がいい!」等の皆さんにとっても役に立つ話を書いていけたらなと思っています。

 

長文・乱文で申し訳ありません。

全て読んでくださった皆様ありがとうございます

 

 

 

 

 

*1:最近ドイツが移民の受け入れ数に制限も設けると発表したってこの前ネットニュースになってましたね。ドイツの意向変更で今後はEU全体の意向も変化していくかもしれません

*2:データは2015年のものです。